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看護師から見た介護のすごさ
看護師と介護職、本当の役割の違い
「看護師と介護職は、どう違うの?」と、よく聞かれます。26年看護師をしてきた私なりの答えを、上下ではなく「役割の違い」として書いてみます。
現場の声
「看護師さんと対等に話せる職場は、やっぱり働いていて気持ちがいい」
| 観点 | 看護師 | 介護職 |
|---|---|---|
| 専門の軸 | 医療の視点 | 暮らしの視点 |
| 主に見ているもの | バイタル・薬・処置など、体の状態と医療的な判断 | 食事・移動・人との関わりなど、生活全体とその人らしさ |
| 立ち位置 | どちらが上でもない。役割が違うだけ | |
看護師は、医療の視点で見る
看護師の仕事は、医療の視点が軸になります。バイタルの変化、薬、処置、急変への対応。体の状態を医療的に見て、判断する。それが看護師に求められる専門性です。
介護職は、暮らしの専門家
一方、介護職は「暮らし」の専門家です。その人がどう一日を過ごし、どう食べ、どう動き、どう人と関わるか。生活そのものを支える視点は、介護職のほうがずっと深い。私は現場で、いつもそう感じています。
どちらが上、ではない
ときどき、看護師が介護職より「上」だと思われていることがあります。でも、それは違います。医療の視点と、暮らしの視点。役割が違うだけです。どちらが欠けても、その人のケアは成り立ちません。
噛み合って、初めてケアになる
介護職が気づいた小さな変化を、看護師が医療の視点で受け止める。看護師が見落としがちな暮らしの部分を、介護職が支える。ふたつの専門性が噛み合ったとき、初めて、ちゃんとしたケアになります。
だから私は、介護職を「看護師の下」だなんて、まったく思っていません。違う専門性を持つ、対等な仲間です。このサイトは、その前提から始まっています。
