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介護の夜勤を、少しでも楽にするには

ひかる / 26年目の現役看護師
公開:2026-05-22更新:2026-05-23
窓辺の静かなひと休みの場面のイラスト

介護の夜勤は、体にも心にも、こたえます。「夜勤がつらくて」という声を、私も現場でよく聞きます。私自身、夜勤を続けている看護師として、夜勤と少しでもうまく付き合うための工夫を、整理します。

現場の声

「夜勤の回数を減らしてもらったら、体がずいぶん楽になった。相談して、よかった」

この記事の目次
  1. 夜勤明けの「寝方」を工夫する
  2. 食事と、水分
  3. 仮眠は、取れるなら取る
  4. 夜勤の回数は、相談していい
  5. 夜勤中心がつらいなら、働き方を変える

夜勤明けの「寝方」を工夫する

夜勤明けに、すぐ長く寝てしまうと、生活リズムが大きく崩れます。明けの日は短めに仮眠をとって、夜にしっかり眠る。完璧でなくていいので、リズムを戻す意識を持つだけで、体の回復が変わってきます。

食事と、水分

夜勤中の食事は、重すぎないものを。カフェインは、夜勤の後半に取りすぎると、明けの睡眠に響きます。水分も、こまめに。小さなことですが、夜勤の体への負担を、地味に左右します。

仮眠は、取れるなら取る

夜勤中に仮眠の時間があるなら、短くても取ってください。「もったいない」と起きているより、少し眠ったほうが、後半の判断力も、利用者さんの安全も保てます。仮眠は、サボりではなく、仕事のうちです。

夜勤の回数は、相談していい

「夜勤がきつい」と感じたら、回数を減らせないか、相談していい。我慢して回数をこなし続けて、体を壊してしまうのが、いちばんよくありません。体の声を、無視しないでください。

夜勤中心がつらいなら、働き方を変える

工夫をしても夜勤がつらいなら、日勤中心の職場や、夜勤のない働き方に変えるという選択もあります。夜勤ができることは強みですが、自分の体より優先するものではありません。

夜勤は、現場を支える大事な仕事です。でも、あなたの体は、夜勤のためにあるのではありません。無理なく続けられる形を、探していいのです。

まとめ

介護の夜勤は、収入が上がるけれど体に負担がかかる、二律背反の働き方です。完全には楽にできませんが、少しでも消耗を減らすコツを、看護師としての経験を交えて書きました。

次の一手

夜勤がつらいなら、夜勤のない働き方という選択もあります。

自分に合う働き方の選び方 →

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よくある質問

介護の夜勤は何時から何時?
16時〜翌10時の16時間夜勤が一般的です。施設によっては22時〜翌7時の9時間夜勤もあります。
夜勤明けの過ごし方は?
完全な遮光と、寝室を15〜18度に冷やすこと。仮眠2時間→食事→本睡眠の二段階睡眠が回復に効きます。
夜勤の月回数の上限は?
法律上は規定がありませんが、月8回以下が健康への目安です。10回超は長期的に健康被害のリスクが上がります。
夜勤で起こりやすいトラブルは?
転倒、夜間不穏、急変です。人員が少ない時間帯なので、見守りカメラやセンサーが整っている施設のほうが安全です。
夜勤専従と通常夜勤、どちらがいい?
夜勤専従は収入が高いが、生活リズムが固定される。通常夜勤は変動するが、社会生活と両立しやすい。家庭の状況で選んでください。
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