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介護職のメンタルを守る5つの習慣

ひかる / 26年目の現役看護師
窓辺の静かなひと休みの場面のイラスト

「休みの日なのに、職場のことが頭から離れない」。介護職の人から、私はこういう話を何度も聞いてきました。介護の仕事は、体だけでなく心も使います。だからこそ、メンタルを守る習慣が要ります。気合いや根性ではなく、続けるための具体的な習慣を、5つ挙げます。

現場の声

「『つらい』と同僚に言えた日から、少しだけ肩の力が抜けた」

1. しんどさを、言葉にする

「弱音を吐いたら、できない人だと思われてしまう」。そう考えて、しんどさを誰にも言えないまま抱え込む人がいます。でも、メンタルを守るうえで、いちばん大事なのが、実はこれです。

しんどさは、ひとりで抱えるほど重くなります。同僚、家族、相談窓口。誰でもいい。「つらい」と声に出すこと。言葉にするだけで、少しだけ軽くなります。

2. 仕事と自分を切り離す時間を作る

家に帰っても、仕事のことが頭から離れない。介護職には、よくあることです。だからこそ、意識して「仕事を考えない時間」を作る。好きなことでも、ただぼんやりする時間でもいい。その境界線が、心を守ってくれます。

3. 体を、ちゃんと休める

メンタルは、体と地続きです。睡眠が足りないと、心も削れていきます。「眠る」「体をいたわる」は、立派なメンタルケアです。気持ちでなんとかしようとする前に、まず体を休めてください。

4. 「できなかったこと」より「できたこと」を見る

真面目な人ほど、できなかったことばかりを数えてしまいます。でも、あなたは今日も、誰かの一日を支えました。小さくても「できたこと」に目を向ける。これは、習慣として身につけられます。

5. 逃げ道を、持っておく

「ここを辞めても、他に道がある」。そう思えるだけで、心の余裕は変わります。今すぐ転職しなくても、選べる場所があると知っておくこと。それ自体が、立派な逃げ道になります。

メンタルを守ることは、サボりではありません。長く働き続けるための、いちばん大事な技術です。

次の一手

心がすり減り続けるなら、続けるかどうかを一度、考えていい。

続けるか迷ったときに読む →

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