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介護で、休みがとれないとき

ひかる / 26年目の現役看護師
公開:2026-05-22更新:2026-05-23
窓辺の静かなひと休みの場面のイラスト

「人手が足りなくて、休みの希望が通らない」「有給なんて、使ったことがない」。介護の現場で、よく聞く声です。休むことに、罪悪感を持たなくていい。その理由と、休みを取るための考え方を書きます。

現場の声

「思いきって有給を申請したら、案外あっさり通った。遠慮していた自分が、少しばかばかしくなった」

この記事の目次
  1. 有給は、あなたの権利
  2. 「早めに・具体的に」伝える
  3. 体調が悪いときは、無理をしない
  4. 休めない職場は、それ自体が問題
  5. 休めない状態が続くなら

有給は、あなたの権利

有給休暇は、働く人に法律で認められた権利です。「迷惑がかかるから」と遠慮するために、あるものではありません。取得をためらわなくていい——それが、大前提です。

「早めに・具体的に」伝える

休みを取りたいときは、できるだけ早く、具体的な日にちで伝える。直前に言うより、職場もシフトを組みやすくなります。言い出しにくくても、「これは権利だから」と、静かに、はっきりと伝えていいのです。

体調が悪いときは、無理をしない

「自分が休むと、現場が回らない」。その責任感は立派です。でも、無理をして倒れたら、もっと現場は困ります。体調が悪いときに休むのは、わがままではなく、プロとして正しい判断です。

休めない職場は、それ自体が問題

何度言っても休みが取れない、有給を申請できない空気がある。——それは、あなたの問題ではなく、職場の問題です。場合によっては、法律に反している可能性すらあります。「自分のせいだ」と思わないでください。

休めない状態が続くなら

休みが取れない状態が、慢性的に続く。それは、転職を考える立派な理由になります。きちんと休める職場は、ちゃんとあります。休めるかどうかは、長く働けるかどうかに直結します。

休むことは、サボることではありません。長く働き続けるために、必要なことです。あなたには、休む権利があります。

まとめ

介護で休みがとれないのは、構造的な人員不足のせいです。あなたのせいではありません。有給は権利で、消化を拒否する根拠は職場にはない——その前提から書きました。

次の一手

休めない状態が続くなら、続けるかどうかを考えていい。

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よくある質問

介護で有給は本当に取れますか?
法律上は取れます。理由なく拒否されることはありません。職場文化として取りにくい雰囲気がある場合は、書面で申請してください。
有給消化率の目安は?
60%以上なら標準的、80%以上なら良好な職場と言えます。求人時や面接で堂々と聞いていい数字です。
急な休みは取れますか?
体調不良なら取れます。介護施設は他職員の応援体制が前提です。「急に休めない」と言われる職場は人員配置に問題があります。
有給を理由に評価が下がりますか?
下げるのは違法です。もし起きたら、労基署に相談してください。記録(誰がいつ何と言ったか)を残すことが大事です。
介護で長期休暇は取れますか?
計画的取得なら可能です。1週間以上の休みを取る場合は、3ヶ月前から相談するのが現場の慣習です。
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