介護の仕事が限界に近いとき、いちばん苦しいのは「何から手をつけていいか分からない」ことです。辞めるか続けるかを決める前に、確認する順番があります。

病棟とデイサービスの両方で、介護の現場の人たちと一緒に働いてきた看護師の目線で、順番に並べました。今の自分がどこにいるかを見つけて、そのステップから読んでください。

この道すじは、辞めることをすすめるものではありません。休む・相談する・異動する・続ける、も選べます。まずステップ1と2で、状態を確かめてください。

6ステップの全体図

  1. 1まず、限界のサインを確認する「辞めたい」が気持ちの波なのか、体と生活が限界なのかを分けます。(記事:介護職の限界チェックリスト)
  2. 2一人で抱えず、相談先を知る職場内・労働相談・こころの相談を、辞める前に使い分けます。(記事:辞める前に使える相談先まとめ)
  3. 3辞めさせてもらえないときの手順「人手不足だから」と止められたら、契約の確認と書面の残し方から。(記事:辞めさせてくれないときの対処法)
  4. 4辞めたあとのお金と手続きを見積もる次が決まっていなくても、生活費・健康保険・雇用保険の順に確認します。(記事:次が決まってない人の退職前7項目)
  5. 5求人票で、避けたい職場を見分ける夜勤・人員配置・休憩・手当の内訳を、応募前に読み取ります。(記事:求人票の見方12項目)
  6. 6見学と面接で、確かめて決める求人票で分からない所を、見学の質問と面接の逆質問で埋めます。(記事:施設見学の質問15選)

辞めると決めたら、退職の伝え方、有給の使い方、引き継ぎの3つも先に確認しておくと、最終出勤日を決めやすくなります。

いまの自分に近いところから読む

いまの状態最初に読む記事
朝になると体が重い、眠れない限界チェックリスト→相談先まとめ
辞めると決めたが、言い出せない・止められた辞めさせてくれないときの対処法
辞めると決めた。何から伝えればいい?退職の伝え方→有給→引き継ぎ
辞めたいが、お金や次の仕事が不安退職前のお金・手続き7項目
次の職場を探し始めた求人票の見方→施設見学の質問
応募先が決まり、面接が近い面接の逆質問12例

次の職場を選ぶときに使うもの

求人を比べるときは、介護転職サービスの選び方で、直接応募・ハローワーク・転職支援サービスの違いを確認してください。連絡の頻度や紹介される求人はサービスで異なるので、譲れない条件を三つ決めてから使うと失敗しにくくなります。

職場に直接伝えること自体が難しいときは、通常の手順と公的窓口を先に確認したうえで、退職代行4社の比較を読んでください。

本記事は一般的な情報整理を目的とし、個別の法律相談ではありません。契約や紛争の判断は公的窓口・弁護士等へ確認してください。